
Gyao!での無料配信が始まり 思わず見てしまいました(笑)。
ブルーレイでも持っているのに 本編を再見するのは初めてです。


淳美と浩市。登場人物は同じだけど
映画と原作はまったく違う。

原作では、漫画家の淳美の生活、環境、人間関係が克明に描かれていて
それが読み手を惑わす手段でもあるのですが…
原作で何度も何度も繰り返される弟の海難事故。
結局、弟を殺してしまったのは淳美なんじゃないかと俺は思った。
それが受け入れられずに自殺未遂を起こし
昏睡状態の中でも尚且つ それを認められずに 別の自分史を上書きしているんではないかと。
首長竜のオブジェは弟そのもので
砂浜で金属探知機を使うカップルは
自分の罪を掘り起こす敵だったに違いない。
罪を吐露してしまいたい衝動と
結局金属探知機で自分がオブジェを見つけるストーリーに変えてしまう、相反する衝動がぶつかり
またそれがこん睡状態から抜け出せない原因でもあったように思う。
幾層にも重なった意識下で
果たしてどれが現実なのかと
彷徨い迷うのが読んでいて案外気持ちよかった。


一方、映画は そんな繊細な精神の取引を諦めたかのように
監督の得意な分野へ強引に方向転換をしてしまったように感じた。


そして、罪のシンボルだった首長竜まで
浩市の意識の中のモリオのメタファーであるとしても実際に恐竜として登場させてしまった。
ここら辺から、映画館ではもうどうでもいいと思っていましたが…



今回観終わって、映画は結局
すべて、センシングも含めて浩市の夢だったんだという解釈ではなかったのかと
そういう、いい方向で納得することにした(笑)。
先日放送された、橋本愛さんのラジオ番組。
ラジオCMで知ってチェックしていたのですが
まんまと聴き逃してしまい
虎兄さんのツイートで気が付いて、ラジコのタイムフリーで聴けました。
ありがとうございます。
橋本愛さん。
若いのにしっかり自分の意見を持っていて
喋り方も落ち着いていて、感心しました。
毎週、彼女のラジオ番組を聴いていたいです。
レギュラー化してくれないかなぁ。
ぜんぜんブログの内容とリンクしてなくて申し訳ない(^_^;)