1か月以上前
六角精児のラジオを聴いていたら
森山良子がカバーした『空に星があるように』が流れていた。
これがよかった。
帰り車の中 しんみり聴いちゃった。
荒木一郎も森山良子も真剣に聴いたことがなかったけど
それに
空に星があるように
浜辺に砂があるように
僕の心にたった一つの
小さな夢がありましたこの出だしの歌詞から きっと自分の恋心を歌ってるんじゃないかと勘違いしていた。
カバーが大流行の音楽界だけど、俺はあんまりカバーって好きじゃない。
もちろん原曲をはるかに超える素晴らしいカバーもあるし、それは認める。
でも、紅白なんかでカバー曲を歌ってるのを見ると
それってオリジナルで歌う曲がないんじゃないかって思っちゃう。
自分の持ち歌がないなら紅白に出るなよって。
で、森山良子の『空に星があるように』。
なんだか この曲を書いたころの若い荒木一郎を
慈しむように憐れむように
優しく静かに歌うんだよね
こういう喪失感を歌っていたんだって
歌詞も心に沁みてくる。
それから 最後のAメロで
さりげなく荒木一郎がデュエットしてくるところもいいんだよなあ。