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2020年08月
![]() 激しい雨が断続的に降ったあとの今日はまた厳しい日差し身体を襲ってきますが 日陰に入ると涼しい風が。確実に夏は終わりに近づいています。 何度もここで書きましたが 春夏秋冬、めぐる季節の中で夏だけが終わりを迎えるときに名残惜しいのは その暑いけど短い季節が 通り過ぎてきた自分の青春時代とダブってしまうからじゃないのかと思っています。 夏といってもジメジメとした梅雨が明けるのが7月下旬でお盆過ぎれば海にはクラゲが。 夏も青春もほんの一瞬の夢物語のようです。 ![]() 長男の名前は 江口寿史先生の名作から勝手に頂戴してしまいました。 もう彼は数年前に結婚してこの家にはいませんが お盆休みを利用して子供部屋の机やタンスや本や本立て、服もほとんど整理しました。 その途中で彼がもらった過去の強烈なラブレターを発見してしまいました! ![]() 『デートがしたいとかそうゆうのじゃなくて 他の女子にとられたくないってことなの』 俺はこんなに誰かに愛されたことはないぞ! 息子に激しい嫉妬を覚えた夏になりました(笑)。 ![]() 『歩くひと』の完全版が届いた。 B5版で全ページの紙質もケント紙のようなツルツル豪華版。 本を開くと、谷口ジロー先生が描く緻密で繊細な作品世界が迫って来ます! どうやら、ドラマ化に合わせての発行の運びのようです。 ![]() コデックス装という どのページも簡単に見開きで堪能できる構造が嬉しい。 ![]() 『歩くひと』は三冊目ですが ご覧のように完全版は他とは全く違う大きさと質感です。 巻末には左側から読める「歩くひと」も掲載されています(笑)。 そして何より 是枝裕和監督の寄稿文が素晴らしい! もう十数年も前に、すでにヨーロッパでは名前の知れていた谷口ジロー先生。 映画祭で訪れた監督に現地の人々が谷口作品の映画化を期待していたというのは嬉しい話。 今からでも遅くありません。 是枝監督の『遙かな町へ』。絶対観てみたいな~ すずちゃん大きくなっちゃったから、ヒロイン誰だろうな~ ![]() 文庫化になった『孤独のグルメ』を購入。 正確に言えば 文庫本の第1巻は2000年の2月29日付けで発行してますから 今回は第1巻に13年を経ての新作「東京都内の某病院のカレイの煮付け」を加えて つまり単行本の新装版と同じ内容。 また第2巻は、その後の連載を初めて文庫化したもの。 あとがきページの 原作者の久住昌之先生と作画の谷口ジロー先生が初めて会ったのは格闘技会場で そのノリが第12話「東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ」でのアームロックにつながった話がおもしろい。 谷口先生の作品にはボクシングの他、格闘漫画もいくつかあるけど 『遙かな町へ』で タイムスリップした中学時代に主人公が喧嘩を吹っかけられて その時代にはまだ登場していないアントニオ猪木のコブラツイストで応酬するシーンが印象的。 改めて読む第1巻が新鮮で懐かしい。 台詞というかモノローグもよりハードボイルドでスパイシー。 そして いきなり第1話から山谷の定食屋にすんなり入る五郎がなんか楽しい。 ![]() でも、つい頼み過ぎちゃう五郎が確立したのはこの第4話「東京都北区赤羽の鰻丼」からだろう。 朝から熱気ムンムンの居酒屋兼定食屋風のお店も超魅力的。 ![]() 第11話の「東京都練馬区石神井公園のカレー丼とおでん」では この漫画唯一と言っていい五郎のエロ目線が(笑)。 それからそれから、渚ゆう子が流れる第15話「東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ」も捨てがたい。 いやいや、全部だ。 お腹が減ればご飯を食べたくなるように 『孤独のグルメ』は読んでも読んでもまた読みたくなる。 一コマに一日かけるのも珍しくないという緻密に描き込まれた谷口ジロー先生の絵が 読者をまったく飽きさせないんだろうなあ。 |
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