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2020年10月
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 先日、歌謡作曲界の巨人・筒美京平氏が亡くなりました。 個人的には『ロマンス』とか『夏のクラクション』とか、これから紹介する『木綿のハンカチーフ』が それこそレコードが擦り切れるくらい聴いた筒美作品ベスト3です。 その筒美京平氏と作詞家の松本隆氏がタッグを組んで売り出したのが太田裕美さん。 ![]() しかし、制作者側の思いとは裏腹に デビューシングルの『雨だれ』から続く『たんぽぽ』『夕焼け』の売り上げも芳しいものではなかった。 この頃、太田裕美さんは銀座NOWの司会も流ちょうにこなしていて 曲だって案外地味ですが味わい深い彼女らしいいい歌だなって俺は思ってましたが。 ![]() 3枚目のアルバムのコンセプトは松本隆氏に託された。 2017年4月26日に BSプレミアムで放送された『名盤ドキュメント「太田裕美“心が風邪をひいた日”〜名曲誕生の秘密〜」』のキャプチャを貼り付けてみます。 このプログラムでは、シングルカットした『木綿のハンカチーフ』だけでなく アルバム全体を細かく分析していきます。 俺はこのアルバムの中の『袋小路(作詞・松本隆/作曲・荒井由実)』が大好きで その話を友人にしていたら こういう番組があったよと送ってくれたのでした(笑)。 ![]() アルバムを任された松本隆氏は筒美京平氏に提案する。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 『詩を先に書かせてくれ』という挑戦状を受け入れた筒美京平氏がこの上ない曲を返す。 『木綿のハンカチーフ』は天才同士の切磋琢磨が作り上げた名曲だったのだ。 それだけじゃない。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 天才が付けた曲は 上京で上がる男と故郷で残り下がる女の心情をメロディーで現していて 尚且つ、ワンフレーズ目で曲の最高音が出てるわけですが そこは太田裕美さんのウリの地声からファルセットに変わる場所 歌詞は4番まで聴かないと物語を把握できないので 曲はつかみから聴き手を離さない工夫がされていて まさに計算され尽くした曲作りだったわけです。 ![]() ![]() ![]() シングル盤はアルバムのトラックにコーラスとストリングスを加えただけかとずっと思っていたけど ギターのフレーズが微妙に違いますよね? 動画を送ってくれた浜田省吾ファンの友人は シングルが水谷公生さんでアルバムが芳野藤丸さんじゃないかと言ってましたが どうでしょう? ![]() いよいよ、俺が一番好きなクラシック、菊花賞の発走が今週末に迫りました。 今年の狙い馬は、青葉賞から決まっていました。 もちろん今年のクラシックは3冠を狙う3コントレイルの実力がダントツですが 三千メートルの菊花賞なら食い下がれる馬がいると信じています。 ![]() その馬を紹介する前に 先週の秋華賞の自慢です(笑)。 ![]() ![]() パドックを観て 13デアリングタクト以外はドングリの背比べに思えて 締め切り10分前に馬柱に人気を書き込み 美味しそうな8~13番人気を紐に並べたのが成功しました(笑)。 さて、菊花賞の推し馬。 出馬数がごくわずかなのに、このレースで何度も馬券になっている血統 そう、俺が大好きなダンスインザダークを母父に持つ14ヴァルコスです! 一昨年も、このブログで紹介した、たった1頭の母父ダンスインザダーク・ユーキャンスマイルが10番人気で3着に入ったのを思い出してください。 ヴァルコスはトライアルのセントライト記念を5着に敗れているので きっと美味しいオッズになるでしょう。 屋根の三浦皇成くんは、勝てば悲願のGⅠ騎手の仲間入りです。 レースは 11バビットが終始リードして2週目の坂上へ この馬が坂下の最終コーナーで後続に飲まれて、馬群から3コントレイルが抜け出そうとするとき 下り坂で勢いを付けて大外からまくってくるのが14ヴァルコス! 長くいい脚で消耗戦を制するのが今からはっきり見えます(笑)。 伏兵に 九十九里特別を勝った7ダノングロワールにも注目しています。 ![]() 時を戻そう。 ぺこぱが旬なうちに よくぞ公開になった『TENET』を観てきました~ 監督はクリストファー・ノーラン 『インターステラー』が2時間49分という案外の長編でしたが 『TENET』も2時間30分。なかなかの力作です。 『SPEC』のハリウッド版かなという先入観もありましたが ストーリーもスケールも桁違いでした。 タイトルの『TENET』とは 辞書を引くと「主義」とか「信条」という意味でなるほどなんですけど 綴りをよく見ると「TEN」の回文にもなっていて これがクライマックスの10分間の時間の挟み撃ち作戦ともリンクしていて なかなか考えてあるタイトルだと言うことが分かります。 主人公はデンゼル・ワシントンのご子息のジョン・デビット・ワシントン。 謎めいた相棒ロバート・パティンソンのチャラさが兼近~ ヒロインのエリザベス・デビッキがデカくて180はあるなと思ったら公称190センチ! 映画は最初のオペラハウスから緊張の連続で 一瞬たりとも目を離すと置いてけぼりにされそうなスピード感です。 前評判の通り 1回の鑑賞だけではその世界観を完全には理解できなかった。 回想シーンがたくさん割り込んでくるストーリーは時系列を整理して考えることが出来ますが この映画は時間が逆行するだけじゃなく、正常の時間の流れと交わったり、もうそれは複雑怪奇 「理解しようとしないで。感じるのよ!」 それは鑑賞者にも投げかけられた台詞のようにも聞こえました。 『インターステラー』では未来の地球が砂漠化して他の惑星に移り住もうという話でしたが この『TENET』では未来人が過去に活路を見い出そうとします。 そしてまた二つの映画を比較しちゃいますが 『インターステラー』で娘の部屋の本棚から本を落とし謎をかけたのは自分であることがわかりますが 『TENET』も結局そういうことです。 「起きたことは仕方がない」 すべては自分が選んだことだったんです。 黄昏に生きる。宵に友なし。 是非! 家に帰れば石原さとみ。 そんな一般男性が確実にいるんだな。 |
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