
最近の綾瀬はるかの主演作品が最悪だっただけに
やっとまともな映画を観させてもらえた感じ。
でも、合格点はあげられない。
痴話ばなしを挟んだせいで 軽快な原作の良さが削がれてしまった。
ボタンの件。高層ビルに絞って場所を特定する件。
そもそも ルーブルの代理人兼調査員・アリンガムを日本人に置き換えてしまった点にがっくり。
莉子の才能に惚れこんで臨時学芸委員のテストを薦めたのなら
合格後、帰国した莉子となんで連絡もしないのか?
映画化するうえで最大の難関ともいえるルーブルロケを普通にできているのに
小笠原の珍道中を盛り込まないことで
偽ブレの連中のスケールがこじんまりとしちゃったし
本ブレが出てこないから偽ブレでもなくなっちゃってるし。
それから、美沙を始めから敵対心丸出しに描いてしまったために
講習の合宿感やら達成感、姉妹のようなシンパシーも伝わってこなかったのも残念。
それがあって、結末の意外性が引き出せるのに。
だけど、だけど、
原作はかなりおもしろいし
綾瀬はるかの莉子もしっくりいくし
セーラー服は確かにぎりぎりで児島とのプレイみたいだったけど(笑)、
続編を観たい。
ドラマでもいい。
私も最近のはるかちゃんの作品の中では、いい方だと思ったので、鑑定眼は大丈夫みたいですね(-_-;)
原作を読んでる組は、どうしても比べてしまいますよね、あの面白い原作と。
折角のいい素材なんで、このチャンスは逃してほしくないです。
続編はドラマで見たいですね。
あれだけシリーズがあるんで、いくらでもいいドラマができるはずです。
はるかちゃんの凛田莉子大切に温めていってほしいです。