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ようやく 高田文夫先生の『笑芸論』を手に入れました。

思ったよりも売れているみたいで 3月発売なのにもう三刷りでした。


日芸卒業後 放送作家の塚田茂に師事した高田文夫先生の台本は

『安い、早い、うまい』上に若いから量産が出来、現場ですぐ直せる機転も効くもんだから

方々から重宝がられ多忙な毎日を送っていた。


七十年代は歌謡曲黄金時代で

本当にやりたかったお笑いは刺身のツマ扱い

そんなときに ポール牧や青空球児から

『浅草にすげぇのがいるよ!』と教えられ

すぐに会いたくて架空の取材を申し込んだ。


架空だから取材は10分だけ。

でも、もうそれで十分だった。

同じ年代と言うこともありその男の話が面白くて面白くて

それから毎日のように会いたくなった。

会って話が聴きたかったのだ。


その男の名は北野武。

漫才コンビ、ツービートの小さい方だった。


高田文夫先生の息がかかった番組に呼ぶとたちまち人気者となり

伝説のMANZAIブームに繋がっていく。


高田文夫先生が渋谷生まれ。

北野武が足立区生まれ。


山の手に生まれた高田文夫先生にとって

北野武が話す下町話が新鮮で刺激的で面白過ぎた。

その面白さが漫才では十分に発揮できていないことが歯がゆかった。


そこに オールナイトニッポンの誘いが来た。

ツービートの小さい方に隙間が空いた三カ月だけやってもらえないかと言うのだ。

それまでは漫才コンビのばら売りなんて前例がなかったから

ツービートの事務所に掛け合う。

『たけしは人見知りだから、高田さんと一緒なら』と言う承諾を得た。


奇跡のオールナイトニッポンのMC ビートたけしの誕生である。

ビートたけしが速射砲のように放ったトークを必要以上にリアクションし爆笑する高田文夫先生。

高田文夫先生のミットがいい音を鳴らすもんだから

ビートたけしもより気持ちよく投げ力以上の威力を発揮する。


ビートたけしはオールナイトニッポンがなければ 漫才ブームの終焉と共に

他の漫才師と一緒に消えていたかも知れない。

映画監督の発想もなかったかも知れない。


高田文夫先生こそ ビートたけしを作った男だと俺は思っている。


何度も書いてますが 才能はその人ひとりでは花開かない。

引っ張り上げる人、押し上げてくれる人が必ずいるのだ。



『笑芸論』は このビートたけしのこと以外にも

森繁久弥から青島幸男 家元から大瀧詠一まで

先生の幅広い交流が面白おかしくくだらなく書き綴ってある。


この本のステイタスたるものが本文中にありますので それを抜粋しておきます。



 断っておきますが私のこの原稿は一切、古い本を調べたり、昔のビデオを見たりして書いているわけではありません。

ひと一倍、悪い記憶力の上に不整脈から八時間心肺停止という夢を経て、こうしてだいたいの時系列で書いているのです。

出てくる話、エピソードはすべて私がかかわったり、仕事をしたりして来た話です。

どこかのつまんねぇ演芸評論家やら訳知り顔で昔のテレビを語る作家達の資料だけを駆使したつまらない本とは違います。




日芸の後輩 故森田芳光の『の・ようなもの』の尾藤イサオのモデルが高田文夫先生だって初めて知った。


それから、巻末あたりに西村賢太との対談集が掲載されていればと思うのは贅沢か(笑)








2015/04/13 14:33 書籍 TB(0) CM(0)
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